今持っているNFTを売ってみたいんだけど、どうやったらいいの?
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 自分が持っているNFTの売り方【OpenSea】
- NFTを売るメリット
- NFTを売るときの注意点
- これからNFTを買いたい人へ
- まとめ
よし、持っているNFTも少し数が増えてきたから、売りに出してみよう。
と思ったものの、「どうやって売ったらいいんだろう」と悩んでいませんか?
まさに先日の僕です。
調べてみたものの、出てくるのは自分が作成したコレクションを販売する方法ばかり。
「違う!持っているNFTを売りたいんだよ!」と悶絶。
同じ悩みを抱えているあなたに、本記事を書いていきますね。
NFTを売りに出すのは分かってしまえば超簡単。
1分もかからずできてしまいます。
本記事では、実際の写真も使ってNFTの売り方を解説していきますね。
本記事を読めばNFTの売り方が分かります。
それではいってみましょう。
自分が持っているNFTの売り方【OpenSea】
それでは早速NFTの売り方を解説していきますね。
今回は「OpenSea」での売り方を解説します。
今回解説するNFTの売り方は2パターン。
- 固定額での売り方
- オークション形式での売り方
1つずつ見ていきましょう。
固定額での売り方
まずは自分のOpenSeaのページに行き、売りたいNFTを選択します。
右上の「Sell」をクリックします。
「Fixed Price」を選択→自分が売りに出したい「販売額」を入力→「販売期間」を入力。
全て入力ができたら「Complete listing」をクリックします。
メタマスクが立ち上がるので、ガス代を確認→「確認」をクリックします。
「署名」をします。
以下の画面になればOKです。
これでOpenSeaに売り出すのは完了しました。
あとは売れるのを待ちましょう。
オークション形式での売り方
では次にオークション形式での売り方を解説しますね。
オークション形式で売りに出す場合、2種類の方法があります。
- オークション
- ダッチオークション
一つずつ見ていきますね。
オークション
こちらは一般的なオークション形式のものです。
安い価格から始まり、最高価格をオファーした人が落札をする方法です。
基本的なやり方は、固定額で販売するときと同じです。
違うのは売りたいNFTを選択したあとの選択項目。
「Type」は「Timed Auction」を選択→「Sell to highest bidder」を選択。
「販売開始価格」を入力→「販売期間」を入力→「Complete listing」をクリック。
これでOKです。
このときに、「販売期間」の下にある「More options」を選択すると、「Include reserve price」というものがでてきます。
ここで「Include reserve price」を「ON」にすると、最低落札価格が決められます。
最低落札価格を決めておくと、その金額より高いオファーがないと、オークションを無効にすることができます。
例えば10000円に設定した場合は、9000円などのオファーしかなければ、オークションは無効になります。
ダッチオークション
次は「ダッチオークション」を説明しますね。
「ダッチオークション」とは通常のオークションとは逆で、設定した販売開始価格から時間とともに価格が下がっていきます。
最初に「この価格で買う!」と入札した人がNFTをゲットします。
例えば1万円からスタートした場合、1万円でよければすぐに入札して落札決定です。
ただ待っていれば値段が下がっていくので、仮に5000円に下がるまで誰も入札しなければ、その時点で入札をいれれば5000円で落札決定です。
ちょっと変わった方式ですね。
順番にいきましょう。
「Type」は「Timed Auction」を選択→「Sell with declining price」を選択。
「Starting price」に「販売開始価格」を入力→「販売期間」を入力。
「Ending price」に「最終的にストップさせたい金額(最低落札価格)」を入力。
この「Strating price」から「Ending price」のまでの価格を、指定した販売期間の間に徐々に下がっていきます。
NFTを売りに出すメリット
NFTを売りに出すメリットはこちら。
- 利益を出すことができる
- クリエイターに手数料を還元できる
利益を出すことができる
これは当たり前と言えば当たり前ですね。
このために売りに出しますよね。
NFTを売りに出すことで、現金化することができます。
ただ、いきなり日本円になるわけではないので、注意して下さいね。
NFTが売れた時はETH(イーサリアム)で入ってきます。
ETHを暗号資産取引所で日本円に換金すれば現金化することが可能です。
ホワイトリストの獲得を目指そう
大きく利益を出したい場合は、安く買って高く売ることが大切。
安く買うためには「ホワイトリスト(WL)」と呼ばれる優先購入券を獲得することが重要になります。
最近のNFT業界の流れは、WLを持っていれば優先販売として0.001ETH(約200円)〜0.005ETH(約1000円)あたりでNFTを買えることが多いです。
WLでmint(NFTを買うこと)できた場合、多くの場合は値上がりしたNFTを売ることで大きな利益を出すことができます。
ホワイトリストってどうやって貰うの?
WLを貰うには、欲しいNFTのプロジェクトで発表されている条件を満たす必要があります。
WLを貰える条件として多いものはこちら。
- 特定のNFTを持っている
- プロジェクトに関わっている
- 公式discordで貢献している
- TwitterなどでのGiveaway(プレゼント)
WLを貰える条件はプロジェクトによって違うので、Twitterなどで情報収集をしっかりやりましょう。
もしWLをもらうことができれば、大きな利益を出すチャンスですね。
クリエイターに手数料を還元できる
意外と知られていないかもしれないのがこちら。
NFTを売ることで、そのNFTのクリエイターさんに売れた金額の10%ほどの手数料が入ります。
※売れた金額から手数料分引かれます。
なので、クリエイターさんにとっては買ってもらっても嬉しいし、売ってくれてもお金が入ってくる、という仕組みになっています。
ここが今までのリアル社会での中古・転売市場と大きく違うところですね。
応援したい作品、クリエイターさんがいる場合は、積極的に売買を繰り返すことでクリエイターさんに還元できる金額も大きくなっていきますね。
NFTを売る時の注意点
NFTを売る時の注意点はこちら。
- 手数料が引かれる
- 日本円で取引はできない
- 価格設定
- 必ず売れるとは限らない
一つずつ見ていきましょう。
手数料が引かれる
NFTが売れたときには手数料が引かれます。
OpenSeaに販売手数料として2.5%、クリエイターさんにロイヤリティーとして10%ほど引かれます。
※クリエイターさんのロイヤリティー額は、コレクション毎にクリエイターさんが決めています。
リストしたNFTが売れた場合は、売れた金額から上記手数料が引かれた金額が入ってくることになります。
日本円では取引できない
NFTを売る時は、直接日本円でのやりとりはできません。
一旦ETHにて取引をして、その後暗号資産取引所にて日本円に換金しましょう。
価格設定
NFTを売りに出す場合は、自分で価格を設定します。
この価格が高過ぎれば売れないですし、安すぎると売れる可能性は高いですが利益は小さくなります。
ちなみに各プロジェクトのOpenSeaのページに行くと、「floor price」という今現在の「最低販売価格」が書いてあります。
「floor price」を参考に価格設定をするのがいいですね。
早めに売りたい場合は、「floor price」に近い価格設定にするのがいいですね。
必ず売れるとは限らない
NFTを売りに出しても必ず売れるとは限りません。
「NFTは儲かる」、こんな話も聞こえてきますが、価値が上がらないプロジェクトがあるのも事実。
もし投資目的でNFTを買う場合は、ある程度のリサーチはした方がいいでしょう。
これからNFTを買いたい人へ
これからNFTを買いたい人は、以下の手順になります。
- コインチェックで口座開設をする
- ETH(イーサリアム)を買う
- メタマスクを導入する
- メタマスクにETHを送金する
- メタマスクとOpenSeaを接続する
- NFTを買う
NFTをこれから始めたいという人は、まずは暗号資産取引所での口座開設が必要です。
初心者の方にはコインチェックがおすすめです。
アプリがとても見やすくて使いやすいですよ。
以下、いま注目のプロジェクト「Hard Animal Generative(HAG)」の買い方です。
2022年10月現在、0.02ETH(約4,000円)で買うことができます。
デザインもとてもカッコかわいくて、個人的にはとても好きです。
今後の値上がりもあるかもしれませんので、試しに買ってみてはいかがでしょうか?
基本的にどのNFTも買い方は同じですので、ぜひ参考に見てみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今日はNFTの売り方を解説しました。
NFTは作品を楽しむ目的で買うのもいいですし、投資目的で買うのもありです。
しっかりリサーチした上で購入し、値上がり後に売りに出せば大きな利益を得ることも可能です。
もしまだNFTを持っていない人は、ぜひ一度NFTを買ってみてください。
そして売りに出して、利益を出してみましょう。